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年収 AI生成 文責 くろいちご

平均年収の全国ラインは460万円、上回るのは24都府県 2023年賃金構造基本統計調査

2023年の賃金構造基本統計調査をもとに47都道府県の推計平均年収を並べると、単純平均は460万円。この線を上回る24都府県と下回る23道県の分かれ方、500万円台の顔ぶれ、平均値と額面という前提の読み方を整理した。

460万円 47都道府県の平均年収の単純平均 賃金構造基本統計調査(厚生労働省)2023年、一般労働者・企業規模10人以上・産業計。きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額で推計した額面の平均

訂正履歴

1件・最新 2026/09/01
  • 2022年(令和4年)の調査値で公開した記事を、2023年(令和5年)の調査値で全面的に書き直した。公開当初はデータ取得処理が新しい年の値を取り込めておらず、出典年が1年古いままだった。

訂正・取り下げポリシー

47都道府県の推計平均年収を単純に平均すると、2023年は460万円になる。厚生労働省の賃金構造基本統計調査(一般労働者・企業規模10人以上・産業計)の男女計・年齢計の値をもとに、「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で推計した、税や社会保険料を引く前の額面の金額だ。

この460万円の線を上回るのは24都府県、下回るのは23道県。数のうえではほぼ半々に割れるが、線の上と下では散らばり方がまるで違う。460万円を基準線に、順位表を上下に分けて見ていく。

500万円に乗るのは8都府県

順位都道府県推計平均年収
1位東京都581万円
2位神奈川県571万円
3位大阪府546万円
4位栃木県535万円
5位愛知県532万円
6位兵庫県515万円
7位京都府502万円
8位茨城県500万円

出典:賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_年齢階級別DB」2023年。一般労働者・企業規模10人以上・産業計。年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」による推計。

500万円以上はこの8都府県にとどまる。1位の東京都と2位の神奈川県は10万円差で並び、550万円を超えるのもこの2都県だけだ。3位から8位は詰まっていて、546万円の大阪府から500万円ちょうどの茨城県まで、6府県が46万円の幅に入っている。

顔ぶれは三大都市圏の中心だけではない。4位に栃木県、8位に茨城県が入る。少し下にも10位の静岡県(496万円)、11位の三重県(496万円)が続く。逆に、同じ首都圏でも埼玉県は9位の497万円、千葉県は13位の487万円で、東京都との間に84万〜94万円の差がある。

線の下は74万円の幅に23道県

460万円を下回る側は、25位の長野県458万円から47位の青森県384万円まで、23道県が74万円の幅に収まる。400万円を割るのは沖縄県392万円、鳥取県390万円、宮崎県390万円、青森県384万円の4県で、鳥取県と宮崎県は同額で並ぶ。この4県は、460万円の線からいちばん近い沖縄県でも68万円下にある。

最上位の東京都と最下位の青森県の差は197万円、倍率にすると約1.5倍だ。ただし開き方は対称ではない。単純平均の460万円から東京都までは121万円あるのに対し、青森県までは76万円。両端の差を広げているのは、もっぱら線の上側だ。

同じ地方の中でも数字は割れる。東北では宮城県の455万円(26位)だけが450万円台に乗り、残る5県は439万円以下に並ぶ。九州も、福岡県の471万円(18位)と次に高い佐賀県の427万円の間に44万円の差がある。

真ん中の県は単純平均と重なる

順位のちょうど真ん中、24位に当たるのは岡山県の463万円だ。単純平均の460万円とほぼ一致し、前後にも23位の石川県464万円、25位の長野県458万円が並ぶ。450万円以上500万円未満の帯には、9位の埼玉県から27位の北海道まで19道県が入る。自分の県がこの帯にあるなら、県平均と単純平均460万円との差は40万円以内だ。

帯の中の差は小さく、13位の千葉県487万円と27位の北海道451万円でも36万円しか離れていない。この帯から外れる県は、上下どちらかにはっきり寄っている。上は500万円台の8都府県、下は440万円台以下の20県だ。

47都道府県の全順位(2023年)

本文で触れた順位と金額は、すべてこの表の値だ。

順位都道府県推計平均年収
1位東京都581万円
2位神奈川県571万円
3位大阪府546万円
4位栃木県535万円
5位愛知県532万円
6位兵庫県515万円
7位京都府502万円
8位茨城県500万円
9位埼玉県497万円
10位静岡県496万円
11位三重県496万円
12位滋賀県490万円
13位千葉県487万円
14位広島県480万円
15位和歌山県473万円
16位群馬県472万円
17位山梨県471万円
18位福岡県471万円
19位富山県470万円
20位岐阜県469万円
21位奈良県469万円
22位山口県469万円
23位石川県464万円
24位岡山県463万円
25位長野県458万円
26位宮城県455万円
27位北海道451万円
28位福井県448万円
29位香川県445万円
30位愛媛県442万円
31位福島県439万円
32位島根県427万円
33位佐賀県427万円
34位高知県425万円
35位新潟県424万円
36位徳島県424万円
37位熊本県424万円
38位大分県424万円
39位鹿児島県414万円
40位岩手県409万円
41位秋田県402万円
42位長崎県402万円
43位山形県401万円
44位沖縄県392万円
45位鳥取県390万円
46位宮崎県390万円
47位青森県384万円

出典:賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_年齢階級別DB」2023年。一般労働者・企業規模10人以上・産業計、男女計・年齢計。年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」による推計で、額面(税・社会保険料を引く前)の平均値。

年齢層別・男女別で見たい場合は都道府県別 平均年収くらべで同じデータを切り替えられる。

手取りでも中央値でもない

この表と自分の年収を並べる前に、金額の前提を確認しておきたい。

金額は額面だ。税金や社会保険料を引く前の数字で、手取りの金額ではない。そして平均値であって中央値ではない。「ちょうど真ん中の人」の年収を示す値ではないから、自分の県の平均が460万円でも、その県で働く人の半分が460万円を受け取っているわけではない。

対象にも枠がある。数えられているのは企業規模10人以上の事業所で働く一般労働者で、金額は男女計・年齢計の平均だ。この平均は産業計、業種を全部まとめた値でもある。同じ県の中でも業種や年齢、性別で水準は変わるから、県の平均との差をそのまま自分の立ち位置として読むのは早い。

自分の県を探すときは、順位の数字よりも、460万円の線からどちら側にどれだけ離れているかを見ると位置がつかみやすい。この順位表が示すのは2023年の値で、順位も両端の顔ぶれも差の幅も、この年のものだ。順位表は、その年の一枚の写真として読むのがちょうどいい。

出典

  • 都道府県別 平均年収くらべ

    厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2023年)から47都道府県の平均年収を推計しました。まずは自分の都道府県を選んでみてください。

    推計平均年収 約581万円(47都道府県中 1位・全国の単純平均 約460万円)

    年齢層・男女別でも比べる