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生活費 AI生成 文責 くろいちご

中古3LDKの価格中央値、東京6,200万円・和歌山715万円 当サイト集計

中古3LDKの取引データを当サイトで都道府県別に集計した。購入を検討する人向けに価格・面積・㎡単価の中央値を比較し、全国の2LDKとの価格差を読む際に混同しやすい条件と、候補物件への当てはめ方を示す。

3,200万円 3LDK中古マンションの価格中央値(全国) 国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格情報、2025年第2四半期〜2026年第1四半期の取引を当サイトで集計(56,318件)。国土交通省の公表統計ではない

3LDKの中古マンションを都道府県別に並べると、価格中央値は東京都の6,200万円から和歌山県の715万円まで開く。国土交通省「不動産情報ライブラリ」の不動産価格情報から、2025年第2四半期〜2026年第1四半期の4四半期分の取引を当サイトで都道府県・間取り別に集計した値で、国土交通省が公表した統計ではない。3LDKは件数30件以上という比較の条件を47都道府県すべてが満たしている。両端の比は約8.7倍になるが、これは最も高い県と最も安い県の比であって、任意の2県の間で起きる差ではない。

広さのほうはほとんど動かない。専有面積の中央値は47都道府県すべてが70〜80㎡に収まり、35都県が75㎡、京都府・大阪府を含む9府県が70㎡、秋田県が73㎡、北海道と富山県が80㎡だ。東京都の㎡単価中央値857,143円/㎡は和歌山県の100,000円/㎡の約8.6倍で、総額の比とほぼ同じ幅にある。同じ「3LDK」という名前で比べる限り、都道府県の差は広さより**㎡単価の差**と重なって見える。

ここでの価格中央値は、取引価格を順に並べたときの中央の値だ。取引件数が偶数なら中央の二つの値の平均を使う。少なくとも半分は中央値以下、少なくとも半分は中央値以上にあり、全取引を足して件数で割る平均価格とは別物だ。

上位・下位と、総額が並ぶ県

都道府県(価格順の掲載番号)価格中央値(面積中央値)㎡単価中央値
東京都(1番)6,200万円(75㎡)857,143円/㎡
神奈川県(2番)3,900万円(75㎡)533,333円/㎡
沖縄県(3番)3,700万円(75㎡)500,000円/㎡
大阪府(5番)3,000万円(70㎡)415,385円/㎡
千葉県(7番)2,800万円(75㎡)375,000円/㎡
富山県(8番)2,800万円(80㎡)362,500円/㎡
長野県(10番)2,750万円(75㎡)385,714円/㎡
北海道(24番)2,100万円(80㎡)261,538円/㎡
群馬県(25番)2,100万円(75㎡)300,000円/㎡
奈良県(43番)1,500万円(75㎡)200,000円/㎡
青森県(46番)1,300万円(75㎡)174,167円/㎡
和歌山県(47番)715万円(70㎡)100,000円/㎡

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期の取引)を当サイトで都道府県・間取り別に集計・加工。国土交通省の公表統計ではない

掲載番号は価格中央値が高い順の並びで、同額でも別の番号を付けている。同額県どうしに価格差があるという意味ではない。

総額が同じでも、中身の組み合わせは県ごとに違う。北海道と群馬県はどちらも2,100万円だが、北海道は面積中央値80㎡・㎡単価261,538円/㎡、群馬県は75㎡・300,000円/㎡だ。千葉県と富山県も2,800万円で並び、面積は75㎡と80㎡に分かれる。長野県は価格順の掲載番号が10番でも、㎡単価の中央値385,714円/㎡は千葉県や富山県より高い。

ただし、価格・面積・㎡単価の中央値はそれぞれ別に計算されている。東京都の857,143円/㎡に75㎡を掛けると約6,429万円で、価格中央値の6,200万円とは一致しない。「中央値の面積×中央値の単価=典型的な物件の値段」とは読めないので、3つの数字は横に並べて傾向を見る使い方にとどめたい。

全国では2LDKより3LDKが500万円安い

都道府県の比較から全国の間取り別に目を移すと、部屋数と価格の関係が逆向きになる箇所がある。

間取り価格中央値(面積中央値)㎡単価中央値
1LDK3,800万円(45㎡)892,308円/㎡
2LDK3,700万円(60㎡)580,000円/㎡
3LDK3,200万円(75㎡)437,500円/㎡
4LDK2,900万円(90㎡)320,000円/㎡
3DK960万円(55㎡)169,231円/㎡

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期の取引)を当サイトで全国・間取り別に集計・加工。国土交通省の公表統計ではない

LDK系では部屋が一つ増えるごとに面積中央値が15㎡ずつ広がり、価格中央値は3,800万円、3,700万円、3,200万円、2,900万円と下がっていく。並行して㎡単価中央値も下がり、2LDKの580,000円/㎡は3LDKの437,500円/㎡の約1.33倍だ。この集計では3LDKの価格中央値が低く、面積中央値は大きく、㎡単価中央値は低い。ただし別々に算出した中央値なので、価格差を面積と単価の寄与に分解した結果ではない。

なぜ㎡単価がそこまで違うのかは、このデータでは確定できない。間取りごとに都心か郊外・地方かという立地や築年数の構成が違う可能性はあるが、原因として確認されたものではない。3LDKは全国で取引件数が最も多い間取り(56,318件)で、件数の多さが特定の地域に偏っているかどうかも、この表からは分からない。

数字を読むときの条件

まず母集団が二つ混ざっている。不動産取引価格情報は登記をもとにした当事者アンケートで、回答した人の取引だけが入る。成約価格情報は宅建業者が仲介した成約で、仲介を通らない取引は入らない。全国の3LDKでは前者が17,297件、後者が39,021件で、中央値は両方をまとめて出している。

件数の少ない県は幅が広い。青森県は30件ちょうどで、下位25%点825万円から上位25%点2,775万円まで開く。福井県37件、秋田県40件も比較の基準ぎりぎりだ。面積が上限帯を示す符号の取引は、価格の件数には入るが面積と㎡単価の集計からは外れている。直近の四半期は、データを取得した2026年9月1日時点で公表が進行中で、件数は確定していない。

自分の候補と比べる手順

総額の中央値は候補地域の価格帯を知る入口になるが、個別の物件の割高・割安までは決められない。比べるなら、候補物件の㎡単価を出して県の㎡単価中央値と並べ、そのうえで価格の下位25%点〜上位25%点のどこに入るかを見る。市区町村、駅からの距離、築年数などの条件を近づけたい。県全体の中央値は、それらをそろえた査定額ではない。東京都の下位25%点4,100万円は、ほかの46道府県のうち40道府県の上位25%点を上回る。東京の3LDKでは「安いほう」の物件でも、多くの県の高いほうの価格帯に入るということだ。

同じ予算で広さがどこまで変わるかは同じ予算で面積と㎡単価を比べる市区町村の比較で、件数の薄い地域の読み方は市区町村の不動産相場の空欄と件数の偏りで扱っている。

出典 種別について