年収から手取りを計算する
健康保険料率は都道府県で違い、介護保険料は40歳から、住民税は前年の所得にかかります。 年収だけでは決まらないので、必要な条件をひととおり聞いてから計算します。 料率は令和8年度(2026年度)のものです。
条件を入れて計算する
答え合わせできる公表値はありません
税率も保険料率も公表されています。ただ、「年収がいくらなら手取りはいくら」を発表している機関はありません。ここに出る額は当サイトの計算であって、どこかの公表値を引き写したものではありません。
同じサイトでも、住民税の非課税判定は違います。あちらは市区町村が限度額を公表しているので、 当サイトの答えが合っているかどうかを確かめられます。手取りには、その確かめる先がありません。
給与明細と違うときに考えられること
- 標準報酬月額は4月〜6月の給与の平均で決まり、その年の9月から翌年8月まで使われます。 ここでは年収を12で割った額から求めているため、残業の多い時期があった人ほどずれます。
- 住民税は前年の所得にかかり、6月から翌年5月にかけて引かれます。 就職1年目は引かれず、退職した翌年は給与がなくても納めます。ここでは同じ年の所得から計算しています。
- 賞与には標準賞与額という別の上限があります(健康保険は年573万円、厚生年金は月150万円)。 ここでは年収をすべて毎月の給与として扱うため、賞与の割合が大きい人ほど保険料を多めに見積もります。
- 70歳以上は厚生年金保険の被保険者ではなくなりますが、この計算では引き続き差し引いています。
- 組合費・財形貯蓄・社宅費用・持株会など、勤め先ごとの控除は入っていません。 給与明細の「控除合計」がここより大きいときは、たいていこれです。
- 健康保険は協会けんぽの料率で計算しています。健康保険組合のある会社は料率が違います。
年収別の手取り早見表
条件をそろえた場合の目安です。上のツールで自分の条件に変えられます。
東京都・39歳以下・扶養なし・一般の事業の場合。 令和8年度(2026年度)の料率で計算しています。
| 年収 | 手取り(年) | 手取り率 | 社会保険料 | 所得税 | 住民税 |
|---|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 236.8万円 | 78.9% | 45.8万円 | 5.5万円 | 11.8万円 |
| 400万円 | 313.6万円 | 78.4% | 59.9万円 | 8.6万円 | 17.8万円 |
| 500万円 | 388.9万円 | 77.8% | 72.3万円 | 14.1万円 | 24.6万円 |
| 600万円 | 460.1万円 | 76.7% | 88.1万円 | 20.7万円 | 31万円 |
| 800万円 | 590.5万円 | 73.8% | 116.5万円 | 47.3万円 | 45.6万円 |
| 1,000万円 | 724.2万円 | 72.4% | 126.6万円 | 85.1万円 | 64万円 |
| 1,500万円 | 1,018.9万円 | 67.9% | 155.7万円 | 214.2万円 | 111.1万円 |
手取り率が年収とともに下がるのは、所得税が累進で、給与所得控除が195万円で頭打ちになるためです。 厚生年金保険料は標準報酬月額65万円で止まりますが、健康保険料は139万円まで上がり続けます。
出典
- 国税庁 タックスアンサー No.2260 所得税の税率nta.go.jp
- 国税庁 タックスアンサー No.1410 給与所得控除nta.go.jp
- 協会けんぽ 令和8年度 都道府県毎の保険料率kyoukaikenpo.or.jp
- 協会けんぽ 令和8年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(東京支部)kyoukaikenpo.or.jp
- 日本年金機構 厚生年金保険料額表(令和8年)nenkin.go.jp
- 厚生労働省 令和8年度雇用保険料率のご案内mhlw.go.jp
出典の数値は に確認しています。 料率は毎年改定されるため、訂正の方針にしたがって更新します。