住民税非課税世帯かどうかを判定する
住民税が非課税になる収入のラインは、お住まいの市区町村によって変わります。 生活保護法の級地区分に応じて、均等割の非課税限度額が1級地・2級地・3級地で異なるためです。
訂正履歴
- 給与収入から合計所得金額を求める計算に、所得税法別表第五(4,000円きざみ)が入っていませんでした。給与収入が190万円を超える行で、判定が自治体の公表値と最大2,857円ずれていました。修正し、大阪市・柏市が公表する16件の年収を判定のテストに固定しました。
- 「境界付近では断定しません」と書きながら、限度額との差が4,000円未満のときも「課税」「非課税」と表示していました。均等割の非課税限度額は市区町村が条例で定めるため、同じ級地でも公表値が割れます(加算額を17万円とする市と16万8千円とする市があります)。この幅では課税・非課税を決めない表示に改めました。
条件を入れて判定する
非課税限度額の一覧(2026年度)
均等割は級地で分かれ、所得割は全国共通です。カッコ内は、収入が給与だけの場合の年収の目安です。
| 扶養の人数 | 均等割の非課税限度額(合計所得金額) | 所得割の非課税限度額(全国共通) | ||
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 2級地 | 3級地 | ||
| 本人のみ | 45万円 (年収 110万円) | 41.5万円 (年収 106.5万円) | 38万円 (年収 103万円) | 45万円 (年収 110万円) |
| 1人 | 101万円 (年収 166万円) | 91.9万円 (年収 156.9万円) | 82.8万円 (年収 147.8万円) | 112万円 (年収 177万円) |
| 2人 | 136万円 (年収 約206万円) | 123.4万円 (年収 188.4万円) | 110.8万円 (年収 175.8万円) | 147万円 (年収 約221.6万円) |
| 3人 | 171万円 (年収 約256万円) | 154.9万円 (年収 約232.8万円) | 138.8万円 (年収 約210万円) | 182万円 (年収 約271.6万円) |
| 4人 | 206万円 (年収 約306万円) | 186.4万円 (年収 約278万円) | 166.8万円 (年収 約250万円) | 217万円 (年収 約321.6万円) |
| 5人 | 241万円 (年収 約356万円) | 217.9万円 (年収 約322.8万円) | 194.8万円 (年収 約290万円) | 252万円 (年収 約370.4万円) |
このほか、障害者・未成年者・寡婦・ひとり親に当たる方は、前年の合計所得金額が135万円以下であれば均等割・所得割とも非課税です。
なぜ市区町村で変わるのか
均等割の非課税限度額は、生活保護法の級地区分にあわせて1人あたり 1級地 35万円・2級地 31.5万円・3級地 28万円と定められています。 同じ年収でも、住んでいる市区町村の級地が違えば結論が変わります。 一方、所得割の非課税限度額は1人あたり35万円で全国共通です。
級地は厚生労働省が市町村単位で指定しています。指定の表に掲げられていない市町村は3級地です。 このツールでは、表に載っている864件はその級地で、 それ以外は3級地として判定しています。
判定の前提と注意点
- 判定は前年の合計所得金額に対して行います。「給与収入(年収)」を選んだ場合は、給与所得控除を差し引いて合計所得金額を計算します。
- 境界付近では断定しません。 年収から合計所得金額を求める計算は、所得税法別表第五(4,000円きざみ)に合わせています。それでも、均等割の非課税限度額は各市区町村が条例で定めるため、公表されている早見表と1きざみずれることがあります(例:ある3級地の市は加算額を17万円として公表しており、生活保護法の級地区分に対応する16万8千円とは2,000円違います)。限度額との差が4,000円未満のときは「境界付近」と表示し、課税・非課税を決めません。
- 年金収入がある場合は、公的年金等控除を差し引いた後の金額を「合計所得金額」として入力してください。このツールは年金収入からの変換には対応していません。
- 給与以外の所得(事業・不動産・譲渡など)がある場合も、それらを合算した合計所得金額を入力してください。
- このツールは目安です。 実際の課税・非課税は市区町村が決定します。判定が生活の重要な判断に関わる場合は、お住まいの市区町村の税務担当窓口でご確認ください。
出典
- 厚生労働省「生活保護法による保護の基準における級地区分」
- 国税庁 タックスアンサー No.1410 給与所得控除
- 柏市「令和8年度以降、個人住民税がかからないかた(非課税)」(2級地)
- 大阪市「市民税・府民税・森林環境税が課税されない方」(1級地)
- 平均年収の比較は、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2023年)をもとに当サイト作成。
税額の基準は2026/09/01時点で出典を確認したものです(2026年度課税分)。